【保険】結構ややこしい保険金を受取る時の税務

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お金の基礎知識
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※本記事は2021年3月4日現在の法律や税制をもとにして作成しております。記事投稿以降に法律や税制が改定され、記事の内容と相違が生まれる可能性もございますので、予めご了承ください。

わたくし
わたくし

おはようございます!サラリーマン金目鯛です!

今日も生命保険に関わるお話をします!

今日は保険金を受け取った時の税金のお話です!

金目鯛
金目鯛

保険金にも税金がかかるんだね。

お金を受け取るからやっぱり所得税がかかるのかな?

わたくし
わたくし

実は保険金を受け取った時の税務ってややこしいんですよ。

内容によって所得税がかかる場合もあれば、

相続税がかかる場合もあるんです。

金目鯛
金目鯛

そうなの。。。

わたくし
わたくし

そんな気難しい顔しないでくださいよ(笑)

一見複雑に思えますが、ポイントを押さえれば案外簡単に覚えらえれます!今日の記事を見ればきっと理解できると思います!

生命保険の保険金ってケースによって税金の種類が変わってくるんですよね。

FP試験にもよく問題として出される分野です。

この保険金受取の税務についてまだぴんと来ていない方は

是非ご一読いただけると幸いです。

保険金の税務は契約者と受取人の関係で変わってくる

まず、保険金の税務を学ぶ上で

保険用語について覚えて頂きたい用語3つあります。

その用語とは、

①契約者

②被保険者

③保険金受取人

になります。それぞれ具体的に見ていきましょう。

1.契約者

契約者とは、保険契約の権利と義務を有する人と説明されてますが、

これはイメージはわきやすいと思います。

保険を契約し、その後内容を変更したり解約したり等

契約についての様々な請求権を有しており、

保険料の支払義務もあるため、保険料を支払うのも契約者です。 

2.被保険者

こちらについては保険独特の考え方なので

保険に詳しくない人は契約者とごっちゃになるケースがあります。

被保険者とは、保険の補償を受ける人という説明になります。

例えば死亡保険であれば、

被保険者が亡くなったら保険金がおります。

医療保険であれば、

被保険者が入院などしたら給付金がおります。

逆に契約者が亡くなったり、病気になっても保険金は支払われません。

契約者はあくまで契約上の権利を有するだけで

実は補償を有しているわけではないのです。

ただ個人保険の場合は、契約者と被保険者を同一人物にするケースが殆どです。

3.保険金受取人

こちらは文字通り、保険金を受け取る権利を有する人です。

被保険者が亡くなったり、病気になったりして

保険金の支払事由が発生した時、

保険金の請求を行うのがこの受取人です。

保険金請求権を持つのはこの受取人になるので、

契約者と受取人が別の場合、契約者は保険金請求をできません。

金目鯛
金目鯛

なるほど。契約者・被保険者・保険金受取人。

ちゃんと覚えたよ。

わたくし
わたくし

ありがとうございます!

さてこの話を踏まえたうえで、

保険金の税務についてお話していきます。

4.保険金の税務の決まり方

保険金受取時の税務は、

この3つの中の契約者と受取人の関係で決まります。

契約者は保険料を払う人、

受取人は保険金を貰う人、

つまり誰から誰に財産が移ったかという観点で見ると

非常にわかりやすくなります。

大きく分けると、

契約者(財産を渡す人)と受取人(財産を受取る人)が同じケースと、

違うケースの2パターンになります。

契約者と受取人が同一のケース

まずは契約者と保険金受取人が同じ人のケース。

わたくし
わたくし

私が保険料を支払い、私が保険金も受け取れるケースですね!

例えば年金保険なんかはこの契約形態が殆どです。

自分で保険料を払い積立を行い、

満期が来たら満期金を自分で受け取る、

いわば自身のための保険です。

自分でお金を支払い、自分でお金を受け取っているので、

つまり財産の流れは自分→自分になりますよね

このケースの保険金は一時所得に該当し所得税がかかります。

考え方としては、資産運用と同じです。

自分で積み立てて、自分で受け取る、

その積み立ての中で増えた分についてその人の利益とみなされるので、

所得税がかかるというわけです。

金目鯛
金目鯛

これはなんかイメージしやすいかな。

わたくし
わたくし

そうですね。

続いて契約者と受取人が違うケースはどうでしょうか。

契約者と受取人が違う人のケース

1.契約者と受取人が違う人だと税金のかかり方は2パターン

続いて契約者と受取人が違う人のケースです。

わたくし
わたくし

私が保険料を支払い、保険金は金目鯛さんに支払れるケースですね!

金目鯛
金目鯛

ありがたい。。

契約者が受取人に保険金を残す為に保険料を支払っているケースです。

こちらは他人のための保険という位置付けです。

これが少しややこしいかもしれません。

結論、この場合の保険金には相続税か贈与税がかかります。

金目鯛
金目鯛

相続税か贈与税って、結局どっちになるかわからないってこと?

わたくし
わたくし

いえ、これにも明確な基準があります!

相続税と贈与税、どちらがかかるか決まる基準とは、

契約者が亡くなって保険金が支払われているか否か、です。

結論、契約者が亡くなったケースでは保険金に相続税がかかり、

契約者が亡くなっていないケースでは贈与税がかかります。

金目鯛
金目鯛

ん?さっき契約者が亡くなっても保険金は支払われないって言ってなかった?

わたくし
わたくし

それが契約形態によっては契約者が亡くなって保険金が支払われます。

2.契約者と被保険者が同じ人だと「相続税」がかかる

契約者が亡くなって保険金が支払われるケースとは、

契約者と被保険者が同じ人のケースです。

実は個人保険の場合はこの契約形態が多いです。

ご主人の身が何かあった時に、

残された家族に生活資金目的として保険金を残してあげる。

これは保険加入のニーズとして非常に多いです。

金目鯛
金目鯛

確かに、自分が亡くなっても

家族が生活できるようにって理由で保険入る人がとても多いイメージだね。

このケースだと、契約者と被保険者がご主人。

受取人が奥様などの家族。

ご主人が保険料を支払い、保険金は家族に支払われる。

財産の流れはご主人の死亡を起因として、ご主人→奥様。

このようにイメージすると相続税がかかりそうって感じしますよね。

金目鯛
金目鯛

ご主人の財産が相続されたとみなされるんだね。

わたくし
わたくし

その通りです!

3.契約者と被保険者が違う人だと「贈与税」がかかる

では逆に契約者が亡くならずに保険金が支払われるケースとはどういうことか。

これは契約者と被保険者が別人であるケースになります。

このケースはあまり見たことがありませんが、

例えば、お爺ちゃんが生前贈与目的で加入したりします。

お爺ちゃんが契約者となり保険料を支払います。

被保険者は息子、受取人は息子の子供(つまり孫)。

息子が本来自身の子供のためにかかる保険を

お爺ちゃんが肩代わりしてあげるパターンですね。

この場合、契約者のお爺ちゃんが亡くなっても保険金は支払われず、

被保険者の息子が亡くなって初めて保険金が孫に支払われます。

財産の流れはお爺ちゃんの死亡を起因とせずお爺ちゃん→孫です。

お爺ちゃんから孫へ財産を渡した、つまり贈与されたとみなされて

贈与税がかかるというわけです。

金目鯛
金目鯛

なるほど!確かに誰から誰に財産が移ったか、

どういう移り方をしたかって考えると

結構理解しやすくなるね。

高度障害保険金には税金はかかりません

以上3つのパターンをご紹介しました。

契約者と受取人が同一の場合は所得税、

契約者と受取人が別で、契約者と被保険者が同一の場合は相続税、

契約者と受取人が別で、契約者と被保険者も別の場合は贈与税。

つまりどのパターンでも税金はかかります。

ただ、実は税金がかからない保険金もあります。

金目鯛
金目鯛

税金がかからない保険金??気になる。。

税金がかからない保険金とは、高度障害保険金になります。

所得税法上、身体の傷害を起因として支払れる保険金は非課税となるのです。

高度障害保険金の他にも、特定疾病保険金や介護保険金も該当します。

こういった高度障害保険金に類するものって

基本的にはそういう障害状態になった方に支払われます。

その方がその保険金を使い、障害や病気を治せるようにするのが目的の1つです。

そんな病気や障害になった方から税金を徴収するのって酷ですよね。

そういった観点から高度障害保険金は非課税となります。

同じような観点で、障害年金にも税金はかかりません。

まとめ

わたくし
わたくし

以上、保険金受取の際の税務についてお話いたしました。

金目鯛
金目鯛

ありがとう!非常にわかりやすかった!

保険は契約形態によってかかってくる税金が全然違う事がお判りいただけたでしょうか。

結構ややこしそうに見えて、

お金が誰から誰に移っているかという観点で見るのがポイントかなと思ってます。

実際、保険加入を検討されている方は、

この点もしっかり考慮したうえで検討してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました!

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